TOMORROW gallery 高田馬場
1996 千葉県生まれ2021 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業多摩美術大学美術研究科版画専攻 入学 受賞歴「第 44 回全国大学版画展」 優秀賞グループ展2019「第 44 回全国大学版画展」町田市立国際版画美術館 / 東京2021「多摩美術大学卒業制作 · 大学院修了制作展 A 日程」/ 多摩美術大学、東京「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」/ 国立新美術館、東京 「ボーダーを渡る展」/ GalleryWolk、東京「Emerging Artists-Part3」/ ギャラリー Q、東京 「STRETCH OUT」/ たましん美術館、東京「宮内柚 作品展」/ gallery TK2、東京「”the sight of the stars makes me dream”」/ アートサロン SCENE、東京
宮内の作品は、まるで自然が作り出す雄大な風景のようです。 風景のような作品は、空間を作ります。それは様々な人を許容し、開放し、自由な空気を作ります。TOMORROWgalleryは、日常の中にあるギャラリーです。日常の中の短い一時のなかに、新しい風景を取り込むような体験が生まれると思います。宮内は主にシルクスクリーンプリントという版画技法で作品を制作しています。 何枚もの筆跡のようなドローイングを一度、版におこし、それを色を変えながら 一枚の紙や透明シートの上に重ねていきます。重ねていく時に生まれる思いも寄よらない色の出方や、偶然生まれる掠れなどが 、作品を自然な風景のように見せます。 「遠回りして描くこと」を意識していると、宮内は言います。 生み出された形の中にある痕跡がそれを物語っています。